ドリコムの上場とWeb2.0への投機

日経産業新聞Web2.0の特集記事があって、実は自分の会社も紹介されていました。やはり、新聞の影響というものはまだまだ侮れないもので、数社のベンチャーキャピタルから「IPOはお考えですか?」という電話がかかってきたから驚きです。きっと掲載された他の会社にも片っ端から営業をかけているんでしょうけれど。
そうそう、ドリコムが上場するらしいですね。社長も若い、まだ27歳くらいでしょうか。前回、クレイフィッシュの話を取り上げましたが、あとヤッパの伊藤正裕さんも20代前半ですね。ここも今年前半に上場するとか。ドリコム内藤裕紀社長、すごく私は「イケメン」という印象受けます。
ドリコムのページを見て気になったのは2007年度の新卒採用を行うことです。正直言って、新卒を教育できるような体制ってあるのでしょうか。確かにベンチャーに押し込んで、伸びる人材はいると思うんです。ただし、それはごくわずかだと思うんですね。ライブドアなんかも人を取っても、適切な教育をせずにいわゆる「放置プレイ」だとか聞いたことがあります。
きっと、この盛り上がりようですから、ドリコムなんか志望者は多いような気がするのです。私もあまり新人教育をする会社でないところに最初から入っているので、ちょっとした後ろめたさを感じているところがあります。新人教育を受けてみたかったと。ベンチャーに新卒ではいるのはリスキーだと思うのですが、いかがでしょうか。
http://job.mycom.co.jp/07/pc/visitor/search/corp73072/outline.html


あと、ドリコムはブログ、今流行のWeb2.0なのですよ。イーマーキュリーが上場するとして、絶対Web2.0への投機が始まると思います。googleも株上がっていますしね。
本来はみんなを幸せにするはずのインターネットが一部の人間の金儲けに使われてしまうのは私はあまり好きじゃありません。考え方として甘いのでしょうか。